患者様も、眼科医も、指導医もみんなハッピーな『白内障手術教育＝カートンシステム』

『カートンシステム』の概念 試薬『カートン』の種類 試薬『カートンC』の使用目的 試薬『カートンN』の使用目的 本試薬は、今のところ市販は行っていません。詳しくは、各先生方の勤務先に出入りされている眼科担当の業者様にご相談下さい。 ↑戻る           このシステムで何が出来ますか？ ★ 『カ−トンシステム』の概念 我々の『カートン』試薬にて加工処理した摘出豚眼を使用した、人眼白内障手術用シミュレーション・システムの名称です。 （『カ−トンシステム』をザ−ッと理解したい人は ココをクリックして下さい。） ↑戻る            なん種類あります？ ★ 試薬『カートン』の種類 『カ−トン』は、『−Ｃ�T、−Ｃ�U、−Ｎ』の３種類が有り、別々の小瓶に入っています。 （なお、『Karton−Ｃ』は、『−Ｃ�T』と『−Ｃ�U』両試薬の混和試薬名です。使用直前に混和して使用します。写真のように迅速に ゲル化します） 『Karton−Ｃ�T』   無色で粘稠な試薬。1.2ml／瓶の容量です。 『Karton−Ｃ�U』 黄色でサラサラした試薬。0.7ml／1瓶の容量です。 『Karton−N 』 少し粘稠な赤褐色の試薬。2.5ml／1瓶の容量です。 ↑戻る            一体『C』は、なんに使えますか？ ★ 試薬『カートンC』の使用目的 ● 目的：白内障超音波乳化吸引手術で、様々な硬度の白内障眼核を想定した、 水 晶 体 前 嚢 切 開 の練習に使用します。 ● 実験のながれ： 　無処置豚眼後嚢側より１回分のゲル化剤カ−トンCを前嚢直下に注入⇒ゲル化した時点で⇒鋭針や摂子を使用して、化学変性した豚眼前嚢を対象にCCCの練習をします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ●使用方法： 　『Karton−Ｃ�T』を0.20ml、『Karton−Ｃ�U』を 0.1ml シリンジ内に吸い上げ、 使用直前に混和して、混和剤『Karton−Ｃ』として使用します。 『Karton−Ｃ�T』 『Karton−Ｃ�U』     豚眼赤道部付近の強膜穿破創口部から、『Karton−Ｃ』を吸引したシリンジの注入用鈍針を挿入⇒後嚢後極部に向かって進入し⇒後嚢を破嚢したのち、前嚢直下まで鈍針先端を進め⇒、瞳孔中央領で円形に拡大するよう前嚢直下で『Karton−Ｃ』注入します。     前嚢直下の空隙に注入された『Karton−Ｃ』は、急激に硬化して行き、その硬さは、完全に時間依存性のため、数分経過した場合には、柔らかい白内障や、過熟白内障の前嚢切開の練習に適しています。15分以上おいた場合には、本当に成熟白内障に酷似するほど硬化しています。     ※更に詳しいしい使用方法を知りたい人は、⇒ カ−トンCの詳しい使用方法 をクリックして下さい ◆カートンの取り扱い、保管上の注意◆ ↑戻る            一体『N』は、なんに使えますか？ ★ 試薬『カートンN』の使用目的 ● 目的：白内障超音波乳化吸引手術で、様々な硬度の白内障眼核を想定した、 水 晶 体 核 処 置 の練習に使用します。 ● 実験のながれ：     無処置豚眼に対しCCCを施行⇒PEA装置にて水晶体内容物除去⇒IOL挿入時の粘弾性物質注入の代わりに試薬『Karton−N』を注入⇒10分以上の放置でゲル化した模擬核を形成⇒人眼核の代替として練習する。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ●使用方法：     CCCの前処置された豚眼水晶体前房内、虹彩上面にヒアルロン酸をド−ナッツ状に展開、前房内が確保された時点で⇒サイドポ−トを通じて、瞳孔領から水晶体嚢内へ、試薬『Karton−N』を注入して行きます。⇒そのまま前房を維持し放置してゲル化させます。 　　　　　     このまま、10分以上硬化時間をかけておけば、かなり堅い疑似核を得ることができます。 ※更に詳しい使用方法を知りたい人は、 カ−トンNの詳しい使用方法 をクリックして下さい。 ◆カートンの取り扱い、保管上の注意◆ ● 実験中に、万一、手に付いたり、皮膚に付いたりしても安全です。水と反応して自然に硬化する多糖類を主成分としたゲル化剤です。しかし、引火性がありますので、実験中は絶対に喫煙しないで下さい。また、周囲の火気にもご用心下さい。 カートンはゲル化剤であるため、保管場所の条件によっては、ビン内でゲル化して固まってしまうことがあります。ビン内で固まっていても、不良品ではありませんので、ご安心下さい。ゲル化している場合は、ビンを振ったり、ビンごと暖めてもらうか、それでも固い場合は、内容を攪拌して下さい。温度の低いところに保管しますと、ゲル化しやすい傾向があります。もし、商品に疑問点、不備な点などがあれば、（有）ジャクルスまでご連絡ください。 ↑戻る